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ゴルフと坐骨神経痛の関係について

2025.5.2

奈良市の美健かがやき整体院の院長・木村です。いつもブログをご覧くださいましてありがとうございます。ゴルフは、多くの人々にとってリラックスできる楽しみの一環であり、心身の健康を促進する素晴らしいスポーツです。しかし、そのプレイスタイルが原因で体に負担をかけることがあり、特に背骨や神経に関連する問題が生じることがあります。その中でも、ゴルフと坐骨神経痛(坐骨神経痛)の関係については注意が必要です。

 

◆坐骨神経痛とは?

坐骨神経痛は、坐骨神経に沿った痛みが特徴的な症状で、腰からお尻、太もも、さらには足にかけて痛みやしびれを引き起こすことがあります。この痛みの原因は、神経が圧迫されたり、炎症を起こしたりすることです。よく見られる原因には、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などがあり、これらの疾患が坐骨神経を圧迫すると、激しい痛みを引き起こします。

 

◆ゴルフと坐骨神経痛の関連

ゴルフはその性質上、特に腰や背中に負担をかけるスポーツです。スイング動作では、体のひねりや加速が求められ、その際に腰部や下半身に強い圧力がかかります。このため、特に未経験者や適切なフォームでプレイしていない場合、腰に過剰な負担がかかり、坐骨神経痛を引き起こすことがあります。

 

1. スイングの影響

ゴルフのスイング動作は、腰を大きくひねることが特徴です。特に、トップの位置からダウンスイングにかけて腰に強い捻転力が加わり、腰椎やその周辺の神経に負担をかけることがあります。この動作を繰り返すことで、椎間板に圧力がかかり、坐骨神経を圧迫する可能性があります。

 

2. 長時間のプレイ

ゴルフは通常、長時間立ったままで行うスポーツです。長時間の立位や歩行によって、腰部の筋肉が疲労し、骨盤や背骨の位置に影響を及ぼします。この不自然な姿勢が続くことで、神経に圧力をかけ、坐骨神経痛を引き起こすリスクが高まります。

 

3. 不適切なフォーム

初心者や経験の浅いプレイヤーは、ゴルフスイングのフォームが不完全であることが多いです。特に腰を過度に反らせたり、無理に回転させたりすることが、腰部や下半身の筋肉に不均衡な負担をかけます。このようなフォームが習慣化すると、腰部に慢性的なストレスを与え、坐骨神経痛を引き起こすことがあります。

 

◆予防と対策

ゴルフを楽しみながら、坐骨神経痛を予防するためには、いくつかの重要な対策があります。

 

1. 正しいフォームを学ぶ

ゴルフをプレイする際には、正しいフォームを意識することが非常に重要です。プロのインストラクターに指導を受けることで、体にかかる負担を軽減し、腰や背中に過度な圧力がかからないようにすることができます。

 

2. ストレッチとウォームアップ

ゴルフをする前には、しっかりとストレッチとウォームアップを行うことが重要です。特に腰回りや背中の柔軟性を高めることで、筋肉や関節の動きをスムーズにし、ケガを予防できます。また、プレイ後にはクールダウンを行い、体の疲れをしっかりと取り除くことも大切です。

 

3. 適切な体力づくり

腰部や下半身の筋肉を強化することで、ゴルフのプレイ中にかかる負担を軽減できます。筋力トレーニングやバランスを意識した運動を取り入れることで、体全体の安定性を高め、神経痛の予防に役立ちます。

 

4. 休息とケア

もし腰に違和感を感じたら、無理に続けず休息を取ることが大切です。また、坐骨神経痛の兆候が現れた場合は、早期に医師に相談することが推奨されます。早期の治療と適切なケアを行うことで、症状が悪化するのを防ぐことができます。

 

 

ゴルフは楽しみながら体を動かす素晴らしいスポーツですが、適切なフォームと体調管理が重要です。腰や神経に負担をかけることなくプレイするためには、事前の準備とケアが欠かせません。ゴルフと坐骨神経痛の関係を理解し、予防策をしっかりと実践することで、健康的にゴルフを楽しむことができるでしょう。いつでも当院へご相談ください。

 

奈良のゴルフ専門整体・美健かがやき整体院
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